2015年01月08日

しゃべくり探偵 黒崎緑 第2話トリックの検討

 このブログ、1年近く放置していたんですね。
 SFクラブHPの更新もしばらくやってないし。
 今後はもう少し更新頻度を上げていくつもりです。
 ということで、この本のネタバレ検討会。

 



 登場人物の名前がホームズものに由来していて、地の文がなく会話や手紙やファックスで展開していきます。
 4つの短編が収めれれていますが、時系列的につながっていて、第一話にその後の話の伏線が張られています。
 解説では
「最後には一本に収斂されるといった多重構成で、こんな凝った造りの作品がどこにあるものか!?」
 オビには
「仕掛けのある連作形式……実験的な構成」
と書かれています。

 
 ところで、探偵役のフルネームは 保住純一。相方は 和戸晋平。
 第二章にしか記述がなかったと思うので、メモしておきます。


保住の安楽椅子探偵ぶりはすごいもので、超能力者並みです。
 私も普段の生活で、こんな能力を持っていれば、ちょっとした名探偵を気取れて楽しい日常を送れそうだと思ったり。
(でも、最後の章だけは何となく想像がつきました。)


 本書が名作であることは疑いないことなのですが、少し納得できないトリックについて疑問に思うことをツッコんでおきます。
(本当は同好の士とこんなことを話し合いたいのですが、残念ながらいないので、穴を掘って秘密を叫んだ床屋のようなことをしておきます。)


 その二 洋書騒動のトリックは、可能かということです。
「プロのスリじゃないんだから」
というアホの高田の意見がありましたが、本当にこのトリックは、プロのスリかプロの手品師並みで、素人には不可能ではないでしょうか。
(犯人が手品サークルの部員だった、ということはあり得ますが)
 もっとも、ミステリーは、現実にあり得ないことをあり得るように楽しむ世界です。
(そんな簡単に殺人が起こればやっていけません。)
 軽いツッコミということで、お聞き流し下さい。


  [wikipedia:黒崎緑]


しゃべくり探偵―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの冒険 (創元推理文庫)しゃべくり探偵―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの冒険 (創元推理文庫)
黒崎 緑

魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? はやく名探偵になりたい

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posted by SF Kid at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 探偵小説
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