2014年02月07日

贋作『坊っちゃん』殺人事件 の暗澹

4043829051贋作『坊っちゃん』殺人事件 (角川文庫)
柳 広司
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-25

by G-Tools



(あらすじ:ネタバレ注意!)
 坊っちゃんと山嵐が赤シャツと野だいこに天誅を加えて東京に戻ってから3年後。
 人混みの喧騒の中で坊っちゃんは山嵐と再会する。
 彼らが赤シャツらを殴って松山を出た次の日、赤シャツはターナー島で首吊り自殺をしていたという。
 不審に思った彼らは松山に飛び、調査を開始するが。。。

  
(以下、ネタバレ注意!)
続きを読む
posted by SF Kid at 21:03| Comment(0) | TrackBack(4) | 探偵小説

2013年10月02日

ドラマ金田一耕助VS明智小五郎 ここがヘンだよ

明智小五郎対金田一耕助 (創元推理文庫)明智小五郎対金田一耕助 (創元推理文庫)
芦辺 拓

東京創元社 2007-01-30
売り上げランキング : 314831

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

      
 新聞のTV紹介欄で紹介されていたので知り、滅多にドラマなんか見ない私が録画して見てしまいました。
 金田一耕助と明智小五郎が対決するとはどうなるかと興味が湧いたからです。
 企画とか設定とかは非常に重要ですね。
 これがオリジナルの探偵二人というのでは多分見なかったでしょう。
 さらに、オリジナルの金田一耕助や明智小五郎が一人だけ登場しても見なかったと思います。
 送り手側の意図にまんまと乗せられています。
 まあ、こういった特別感あふれる企画に弱いミーハー視聴者なわけであります。

   
 見た感想は、おおむね楽しかったです。レトロな雰囲気も良かった。
 ただ、よく考えるとおかしなところも多かった。
 私は嫌な性格で、物語のあらが気になってしまうのです。
 いわゆる、作品にケチをつけるというか、突っ込みを入れるというか。
 しかし、それを含めて作品を楽しんでいるわけです。


 作品にケチをつけるのは、作品があってこそ。まず作品があって初めてできる行為であります。
 作品を創るのが一番偉く、それを批評するのは二次的行為・従属的行為であります。
 創作者がいなくなって批評家ばかりになれば大変なことになります。
 原作者やドラマ製作者が一番偉いと尊敬した上で、こんな気になる部分がありますよ、と幾つかの点を指摘させて頂きます。
 繰り返しますが、作品をけなしているのではなく、こういった突っ込みを含めて作品を楽しんでいるわけですから。

  
 以下、ネタばらしとなります。


続きを読む
posted by SF Kid at 21:15| Comment(0) | TrackBack(3) | 探偵小説

2012年10月30日

仮題・中学殺人事件 辻真先(2)

(仮題・中学殺人事件 辻真先(1)
  http://sfclub.sblo.jp/article/59670416.html
の続きとなります。)
        
4488405134仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)
辻 真先
東京創元社 2004-04-09

by G-Tools

               
  目次
眉につばをつけま章
第一話・仮題
密室殺人なぜで章
第二話・中学殺人事件
真犯人はきみで章
第三話・辻真先
おわかれしま章
         
   ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ   
注意!以下、本作品を読まれた方を対象とした、ネタバレ記述となります。
 まだ本作品を読まれていない方は、ネタバレ記述のない
   http://sfkid.seesaa.net/article/299669056.html  
にお戻り下さい。
 
   
    
  
   ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ ★ミ  
続きを読む
タグ:辻真先
posted by SF Kid at 22:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 探偵小説

仮題・中学殺人事件 辻真先(1)

4488405134仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)
辻 真先
東京創元社 2004-04-09

by G-Tools

    
 キリコと薩次のコンビが推理ゲームを展開する二つの事件<<仮題>><<中学殺人事件>>。少年推理作家桂が恋人キヨに解き明かす<<林一曹殺人事件>>。この三つの連作推理に作者がしかけた後世の謎。ミステリー・ファンを満喫させる、青春の哀歓ただよう本格推理小説。
(ソノラマ文庫の表紙見返しより)

    
  目次
眉につばをつけま章
第一話・仮題
密室殺人なぜで章
第二話・中学殺人事件
真犯人はきみで章
第三話・辻真先
おわかれしま章
          SF Kid       
 上に目次を掲載しました。この構成がよくできてるんですね。
 なお、版によって一部順番が違ってるようです。
 私が読んだのは、その順番が違っているというソノラマ文庫版であります。

  
注意!以下、本作品を読まれた方を対象とした、ネタバレ記述となります。
 まだ本作品を読まれていない方は、ネタバレ記述のない
   http://sfkid.seesaa.net/article/299669056.html
   
にお戻り下さい。
 
   
     続きを読む
タグ:辻真先
posted by SF Kid at 22:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 探偵小説